ビジネスにおいて最も大切なものとは何でしょうか??
それは、ワクワク感です。
例えば、ある「ゴミ処理」がめちゃくちゃ儲かると気付いたとする。
あなたはワクワクしますか?
もしワクワクしたとしたら、ゴーサインです。
やるべきです。
ところが、もし
「儲かるって言ってもなあ・・・。やる気出ないよなあ・・・」
そう思ったら、やるべきではないですよね?
ビジネスは立ち上げればOKというわけではありません。
やり続けなくてはなりません。
やり続けるためには、「利益」ももちろん重要ですが、やり続けるだけの「パワー」が必要になるのです。
そのパワーの源となるのが、僕は「ワクワク感」だと思うのです。
具体的には、
・こういうサービスにしたら、お客さんは喜んで来てくれるのではないか?
・こういうお店の仕組みにしたら、スタッフは働きがいがあるのではないか?
・この人とあの人を会わせたら、思いもしなかった新しいアイディアが浮かぶんじゃないか?
などなど。
こういう想いが、パワーにつながり、僕たちのビジネスの推進力になるのではと思っていたら、名著「ビジョナリーカンパニー2」にこんなことが書いてありました。
それは「針鼠の概念」という名前で紹介されていました。
ビジネスは、次の「3つの円」が重なる部分で行うべき、という内容です。
その3つとは、、、
経済的原動力になるもの
自社が世界一になれる部分
情熱をもって取り組めるもの
その「情熱をもって取り組めるもの」という部分を読んだとき、僕は、
「ワクワク感だ!」
と思いました。
だから、理屈も重要なのですが、理屈だけではなく、気持ちが大事。
毎朝、目が覚めて仕事に出掛けるのが楽しく、自分の仕事に誇りを持っている。
そういうことも重要なのです。
美容業界で言うと、最近いわゆる「面貸し」スタイルが目に付きます。
「スタッフを雇う」という形をとらず、「作業をする人を外注にする」というやり方です。
美容室に限らず、サービス業では、よく取り沙汰される論点ですね。
「面貸し」スタイルは、短期間で事業を成長させるには、よい方法かもしれません。
ただ、事業は継続させなくてはなりません。
それを考えたとき、あなたはワクワクできるかどうか・・・?
もし「面貸し」スタイルでいくかどうか悩んでいるなら、それが決め手となるのではないでしょうか?