もしあなたが、今、多額の税金に悩まされているなら、これからやるべきことはただ一つ。
それは、「分社化」です。
きっとオープンしてからしばらくの間、あなたは利益を上げることに必死で、節税なんてまったく考えもしなかったと思います。
そりゃあそうですよね、利益が出なけりゃ税金はかかりませんから。
まあ、消費税は別ですけど、ね。
しかし、がんばっているうちにちゃんと利益が出るようになってくる。
そうすると、あっという間に税金がかかるようになります。
いつしか「節税」ということを真剣に考えるようなる。
法人化、倒産防止共済、社宅、生命保険・・・。
いろいろな手立てをうってみる。
ところが、もうそれだけでは、「節税」なんてできなくなります。
例えば、毎年、コンスタントに5,000万円なんていう利益が当たり前に出てしまうと、もはや多少の「節税」は、「焼け石に水」。
多額の税金にさらされることになります。
もしこの時、何らかの名目がたち、分社化ができるのなら、節税が可能です。
すぐに頭に浮かぶのは、お店ごとに会社にするというパターンですよね。
今の税率で言うと、中小企業の法人税は、
所得800万円以下の部分は、15%、
超える部分は、23.4%。
仮に、4,800万円の利益を一つの会社で出していると、
800万円×15%=1,200,000円
4,000万円×23.4%=9,360,000円
合計 10,560,000円
です。
ところが、これを6つの会社で800万円ずつ分担するとした場合、
800万円×15%×6=7,200,000円
となり、それだけで、単純に3,360,000円の節税となります。
実際は、事業税や住民税もかかりますから、節税効果はバカになりませんね。
・どのような名目で分ければ税務署的に問題になりにくいか
・どのような手順で進めるべきか
・他の節税手段とからめて、実際どれくらい節税効果が見込めるか
などは、個々のケースによっても異なってきますし、あまりに生々しすぎて、ここでは書くことはできません。
もし気になるようでしたら、ぜひ一度ご相談いただきたいと思います。
あなたが顧問契約を結んでいらっしゃるようなら、担当者にご連絡くださいね。