平昌オリンピック。
終わってから、はや2週間です。
早いものですね。
すごかったですよね?
えーと、あんなこととか、こんなこととか。
・・・。
すみません、実はほとんど見ていません。
私、もともとテレビをほとんど観ない上に、2月は何をしていたかも覚えていないくらい忙しく、オリンピックをほとんど見ることはありませんでした。
辛うじて、「羽生結弦」とかの名前は知っていますけど、誰が何メダル何個取ったとか、全く知りません。
すみません。
そんな中、唯一、「その瞬間」を生で観たのがパシュートでした。
たまたまその日は、セミナーから直帰で早めに家に着いて、晩ご飯を食べようとテレビを付けたら、
「決勝まであと20分です!」
と、いう状態だったのです。
パシュートというのは、3人一組で滑るスケートですね。
実際は4人チームらしく、体力を考慮して、準決勝に出た選手を1人替えていました。
決勝の相手はオランダ。
身体が大きい。
明らかに身体能力がありそうだなあと思っていたら、みんな個人でもメダルをバンバン取っている選手達。
体格差がすごいなーとか思っていると、試合がついに始まりました。
日本チームは、身体は小さいものの、きれいに滑りがそろっています。
手の振り方、足の運び方、選手間の距離。
見ていて鳥肌が立つくらい、美しい、まさに一糸乱れぬ連動的な動き。
先頭交代を繰り返しながら、周回していきます。
私は、ロードバイクに乗るので分かるのですが、空気抵抗がバカにならないのですよ。
2番目の選手の空気抵抗は、先頭の選手の50%、3番目の選手は更に50%、なんて、自転車仲間に聞いたことがあります。
だから、空気抵抗を少しでもなくし、体力を温存するために、動きを揃え、選手間の距離も一定に保っているのだろうと思いました。
レースは、途中まで、オランダ選手とデッドヒートでしたが、どこか力任せな滑りのオランダ選手は終盤、疲れが目立ってきて、失速。
一方、日本選手は、スピードが落ちず、最後まで、連動的した動きを見せながら、見事、圧勝したのでした。
素晴らしい!
格好良かった!
後から聞いた話によると、年間300日もの合宿を行い、限界を伸ばす体力強化や食事の管理をして、実力をつけていったそうです。
そして、しばしば激論を交わしながら、何でも言い合える信頼関係を築いていったそうですね。
年間300日ですから、まさに「家族」みたいなもの。
「一糸乱れぬ動き」には、理由があったのです。
私たちの「経営」はどうでしょうか?
個人競技か団体競技かと言えば、「経営」もまさに団体競技。
局面局面では、もちろん個々の力も重要ですが、やはりチームプレイが大切です。
特に美容室はまさにそうです。
当然、アシスタントが上手に動いてくれれば、スタイリストもやりやすい。
そのためには、何でも言い合えるような信頼関係が必要。
では、どうすればいいのか?
私はこう思います。
たくさんの時間、そして濃密な時間を一緒に過ごす、それしかないのではないか、と。
なぜ、家族は「家族」なのでしょうか?
私は、血のつながりだけではないと思います。
一緒に過ごした時間が、「家族」にさせているのではないではないかと。
だから、私たち経営者は、よりよい関係を築くために、スタッフ達とたくさんの意味のある時間を過ごす。
「働き方改革」が叫ばれ、労働時間が減る傾向の今、なかなか難しい課題ではありますが、本当の信頼関係を築くために、
・スタッフ達とできるだけ多くの時間を過ごす
・スタッフ同士に同じ時間を共有させる
そういう必要があるのではないでしょうか?
PS 具体的には、社員旅行とか勉強会とかBBQとかがいいかもしれませんね。
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