美容室の経営サポートに邁進する、ベネフィットグループ代表で、税理士の「美容室経営コーチ」田崎裕史です。
お伝えしていますとおり、6-7月は、過去メルマガ特集として、過去書いたメルマガの中から、特に内容の濃いものを厳選してお送りしています。
ぜひお楽しみください。
From 田崎裕史
最近、昔読んだ本を読み返しています。
3−5年くらい前に読んだ、経営やマーケティングに関する本です。
改めて読むと、「あー、こんなことが書いてあったのか!」なんて気付くのですね。
自分が成長したから、視点が変わったというのもあるのかもしれません。
当時はなかった「気付き」があったりして、「良書は、繰り返し読む価値があるなあ」なんて思いました。
そんな本の中から、今日は、
「成功する人たちの起業術はじめの一歩を踏み出そう」を紹介します。
この本は、比較的、アーリーステージの方に役立つ本だと思います。
起業前の方から、売上1億円くらいの美容室経営者の方。
従業員規模で言うと、10人以下くらいの方に最適です。
この本では、パイの専門店を営むサラという女性起業家に、コンサルタントが一緒に問題を解決していくという流れで進行します。
随所にいろいろ学ぶべきことが出てくるのですが、大きく分けると、この本では2つの重要な視点を伝えています。
1つめは、一人の中に「起業家」「マネージャー」「職人」の3つの人格を有しているということ。
そして、もう1つは、ビジネスを安定化させるために、「仕組み化」「システム化」していくことの重要性です。
まず1つめの3つの人格の話です。だいたい起業する時は、1職業人として独立すると思います。
医師、塾講師、大工、エンジニアなどなど・・・。
あなたなら、美容師、僕なら税理士ですよね。
つまり「職人」。
「職人」に、一瞬、「起業家」の気持ちに火がついて、独立するわけです。
ところが、いずれすぐに行き詰まるようになります。
なぜなら、一人でやれることは限られているから。
僕たちは、開業したら、まず生活の基盤となる売上を必死に増やそうとします。
とにかくまず「食いぶち」を稼がなくてはなりません。
家族の生活もありますからね。
ところが、必死に頑張れば頑張るほど、自分の時間はなくなっていき、心身ともに疲弊していく。
働いても働いても、楽にならないという悲しい現実に気付くのです。「職人」が自分でやってもすぐ限界が来てしまう。
こうして、人を雇うことになります。
その瞬間から、「マネージャー」としての能力が試されることになります。
もちろん、そういう中でも「起業家」として、新商品のアイデアを練って、更なる売上増を目指さなければなりません。
・・・。
僕たち、大変ですね?(苦笑)
このように、僕たち事業家は、3つの役割をそのステージに応じて使い分けていく必要があるわけです。
そして、「職人」の部分をスタッフに譲りながらも、それが属人的にならないよう、安定した収益を上げられるよう「仕組み化」「システム化」していく、、、
と、いうのがこの本の大筋で、事業家みんなが必ず通る道を示してくれているので、とても役立つと思います。
もっと解説を加えたいところではあるのですが、、、
ぜひ読んでみてください!
そして、よければ、感想を聞かせてくださいね。
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