美容室の経営サポートに邁進する、ベネフィットグループ代表で、税理士の「美容室経営コーチ」田崎裕史です。
サッカー日本代表、グループリーグ突破。
西野ジャパンが、1勝1敗1引き分けで、グループリーグを突破しました。
突破を決めたのは、第三戦、ポーランド戦。
この試合、勝つか引き分ければ、日本は自力でグループリーグ突破が決まる。
一方、ポーランドはグループ中FIFAランクトップだったものの、グループリーグ敗退が既に決定しており、意地を見せたいといったところ。
ところが、後半14分、ポーランドに先制されてしまう。
0-1。
残り10分。
西野監督は大胆な戦略に出る。
ディフェンスラインでのボール回し。
通常、勝っているチームならあり得るが、負けているチームが後ろでボールを回すなんて、あり得ない。
会場では大ブーイング。
実は、グループリーグ突破を賭けたもう一試合、コロンビアとセネガルの試合で、コロンビアが1−0でリード。
この段階で、コロンビアが1位。
セネガルと日本は、勝ち点、得失点差、総得点で並び、直接対決も引き分けで全く並んでいたが、フェアプレイポイント(受けた警告数)の差で日本が上回る。
つまり、このまま、日本0−1で負けても、コロンビア対セネガルがこのまま終われば日本は2位で通過できる。
そういう状態で、西野監督は、後ろでボールを回し、時間を稼ぐという戦略をとったのです。
結果、日本は、グループリーグ突破が決定。
2大会ぶり3回目のグループリーグ突破を決めたのでした。
ところが、この戦い方に、国内外から批判が殺到。
スポーツマンシップに欠ける、そう言われればそうかもしれません。
試合を実際スタジアムに見に行った人に失礼、確かにそうかもしれません。
批判をするのは簡単。
だが、もしあなたが西野監督なら、どういう決断をする??
西野監督は、このまま0-1で試合を終わらせることを選択した。
当然、これだってリスクはある。
もし、この状況から、終盤、セネガルが1点を取ってコロンビアと引き分けに持ち込んでいたら、、、
もしくは、日本が2点目を失ったら、、、。
いや、日本が、審判からイエローカードをくらっただけでも、、、。
何が正しいかなんて、何が起こるかなんて、誰も分かりません。
あらゆるリスクと選択肢の中、その1つを選択し、「結果」を得た。
私は、西野監督を賞賛したいと思います。
もし、あなたが経営者なら、私と同じように感じているはずです。
結果がすべてだと。
例えプロセスがどれだけきれいでも会社が潰れてしまえば、社員を食わすことはできません。
外野から批判するのは簡単ですが、刻一刻と変化する状況下、あらゆる選択肢の中から、一瞬一瞬で判断し、決断していく。
そのしんどさは、その渦中にいる人間にしか分からないでしょう。
日本はもともとFIFAランク61位。
大会前のごたごたもあり、とてもグループリーグ突破なんて考えられない状態でした。
そんな弱国日本が、突破を勝ち取った。
これは普通にすごいこと。
私はこんな出来事を思い出していました。
私がまだ大学生の頃。
1996年アトランタオリンピック。
日本サッカー代表は、初戦でブラジルを1−0で破り、「マイアミの奇跡」と言われました。
今でも興奮したのを覚えています。
この時、もう1試合にも勝ち、勝ち点6を積み上げました。
普通2勝して勝ち点6もあれば、グループリーグを突破できるもの。
しかし、この時、日本は、ブラジル、ナイジェリアと勝ち点で並んだものの、得失点差で下回ってしまい、グループリーグ敗退となる出来事がありました。
この時の監督が西野監督。
きっとこのことがずっと彼の脳裏に焼き付いていたのではないでしょうか?
さあ、トーナメント初戦、強豪ベルギー戦。
どこまでやれるか、楽しみです。
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