美容室の経営サポートに邁進する、ベネフィットグループ代表で、税理士の「美容室経営コーチ」田崎裕史です。
いったいいくら稼げばいいのか?
美容室を経営していると、時々思い悩むことはありませんか?
その一つの指標となるのが、損益分岐点です。
今日は、その損益分岐点について勉強しましょう。
その名の通り、売上と費用の額がちょうど同じになるところこれを「損益分岐点」と言います。
英語ではBreak-even pointですね。
このポイントを超えると、利益が出てきます。
損益分岐点分析の特徴は、費用を2種類に分けるところです。
一つは固定費、もう一つは変動費ですね。
固定費は、その名の通り売上に関係なくかかる費用です。分かりやすいのは、家賃でしょうか?
売上が0円でも1億円でも関係なくかかるものが固定費ですね。
一方で、変動費は、売上に比例して増える費用です。
一番分かりやすいのが、小売業や卸売業における売上原価ですね。美容室で言うところの材料代。
あとは、外注費なども変動費に該当することが多いと思います。
注意すべきは人件費ですね。
人件費は原則、固定費としてとらえられます。
ただ、歩合給が多い場合には、歩合給部分は厳密には変動費としてとらえた方がよいですよね。
売上と相関関係にありますからね。
なかなか一般のソフトではここまで対応していないですが、もし自分で分析するなら人件費を固定給と歩合給を分けて分析するとより細かく分析できます。
エクセルなどでそこまで分析するのがオススメです。
売上がいくらあれば黒字になるのか?
僕たち経営者は、この最も重要なポイントを常にきっちり把握しておく必要がありますよね?
当事務所では、訪問の際、月次報告書をお持ちします。そこには、損益分岐点分析が含まれています。
毎月少なくともいくら売上を上げるべきか、明確に把握することができますので、経営をする上での一つの羅針盤を手に入れることができます。
もし、あなたが訪問付きのコースを味わったことがないのであれば、コースの変更を検討されることをオススメします。
もし過去の分析から一歩踏み込んで、未来の姿も明確にしたいなら、中期経営計画の作成をオススメします。
未来の姿が分かれば、自信を持って経営することができるようになります。
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