From 田崎裕史
自宅の小部屋より
美容室顧問税理士、美容室経営
コーチの田崎です。
PDCA、回していますか?
美容室経営をしていると、よくPDCAを回せと言われると思います。
PDCAは、美容室だけでなく、経営全般で言われますよね。
PDCAとは、Plan(計画)ーDo(実行)ーCheck(検証)ーAct(改善)。
このサイクルを繰り替えすことで、業務を改善していくという手法です。
これ、人に言われて、やってみるのですが、なかなかやり続けるのは難しい。
自分自身はまだしも、社員にもやらせるとなると、途端に難しくなります。
あなたも苦労しているのではないでしょうか?
さて、今日の本題。
経営者もPDCAを回すべきなのか?
私の答えは、No。
普段の仕事の改善であれば、いわゆるPDCAで十分だと思いますが、「経営計画」レベルなら、ちょっと違うかなと考えています。
私の考えるプロセスはこうです。↓
1、仕入れる
↓
2、考える
↓
3、決定する
↓
4、実行する
↓
5、検証する
↓
6、改善する
ポイントは、
「1、仕入れる→2、考える→3、決定する」というところです。
「1、仕入れる」というのは、情報を仕入れるということです。
ものごとを考えようにも、言葉がなければ考えられないのと同様に、情報がなければ、計画を立てることをできません。
普段からアンテナを立てて、情報を集めることも大切ですが、集中的に本を読んだり、先行している人の話を聞きに行ったりして、一気に情報を集めたりもします。
「2、考える」というのは、なんとなく考えるのではなく、徹底的に考え抜くということです。
普段の業務に追われてしまうと、とてもそんなことはできないので、私の場合は、数日、ホテルにこもって徹底的に考えます。
このとき、1、で仕入れた、たくさんの情報をもとに、あれこれあれこれ考え、会社全体の方針と自分自身の行動計画を決めていきます。
そして、「3、決定する」。
「俺は、これをやるぞ。いいんだな?」と何度も自分に確認し、覚悟を決めます。
そして、決めたら、あとはひたすらやるだけです。
「結局、PDCAじゃん!」
そう思われるかもしれません。
でも、経営計画レベルの計画ってそんな簡単に決まります?
あなたの計画をもとに、社員も行動を取るわけです。
社員の人生も左右しかねません。
船が目指す方向が異なれば、社員の将来も大きく変わってしまいます。
相当な「根拠」と「覚悟」が必要なのではないでしょうか?
だから、入念な準備が必要。
できるだけ多くの情報を仕入れ、それをもとに徹底的に考え抜く。
そして、一度決めたら、最後までやり抜く。
私たちマイクロ企業の経営者は、そういう必要があるのではないでしょうか?
PS 事業計画を作って、PDCAを回すなら、こんなサービスを利用するのもよいかもしれません。
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