非常時のお金の借り方

From 田崎裕史
自宅の小部屋より

こういう非常時は、「損益」よりも「キャッシュ」が大事!

とにかく、こういう時は、事業も個人も生き残ることが大切です。

というのは、2週間前のメルマガでも書きましたし、あなたはもう既に動いているかもしれません。
ですが、「これから」という方のために、改めて書いておきましょう。

ポイントは、2つ。
1つは、スピード
そして、もう1つは、可能な限りたくさん借りること
 

1. スピード


 
まず1つ目の「スピード」。

「コロナ対策融資」に自分が該当するのか気にされる方が多いですが、細かいことはあまり気にせず、とにかくすぐ動くこと。

今なら、公的な機関は、だいたいコロナ支援をやっていますし、一般の金融機関も政府からの要請でそういう体制になっています。

個人的には、金利の1−2%の違いはあまり気にする必要はないと思います。
1,000万円の借入れで年間10万円ですから。
そんなことよりも、とにかく早く、手元に1円でも多くのキャッシュがあることが大切です。

公庫は、今、申込みから実行までだいたい2ヶ月くらいかかるそうです。

今、行員も山積みの申込書類を機械的に順番にこなしているような状態なので、どうしようもありません。

一般の金融機関で、担当者がついているようなケースは、そちらにまず相談してみるのも手だと思います。
 

2. 可能な限りたくさん借りる


 

そして、もう1つのポイント。
「とにかく可能な限りたくさん、限界まで借りること。」

とはいっても、「いくらで申し込めばよいのか、よく分からない」と、いう方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、金融機関の担当者もその必要性を鑑みて、最終的に融資を実行することになるため、何らかの根拠が必要です。

もちろん、先はどうなるか誰も分かりませんが、分からないなりに、シミュレーションしておく必要があります。

まず、固定費を割り出します。

固定費とは、人件費、家賃、水道光熱費などなど、営業がとまったとしても、原則、固定的にかかるものです。

仮に固定費が月400万円で、売上0が6ヶ月続くとすれば、その間で、ざっくり400万円×6=2,400万円必要となります。

厳密に言えば、手元にある資金や過去の借入れの返済、減価償却費なども加味しなければなりませんが、まずはざっくり言うと、こんな感じです。

金融機関に対しては、まずこれくらいは要請してよいと思います。
あとは、実際、自分の中のシミュレーションとして、売上がどのように回復していくか、考えておくとよいでしょう。

例えば、5―6月は40%、7−8月は60%、9−10月は80%回復と読んでいく。

もちろん売上が回復する分だけ、赤字幅は減少していきますし、その分だけキャッシュは不要になっていきます。

売上の回復をどう読むかは、経営者次第でしょうが、Aパターン(楽観)、Bパターン(悲観)くらいは、作っておいたほうが良いと思います。
 

まとめ


 

さて、まとめましょう。

1. 借入れは、できるだけ早く、できるだけたくさん調達する。

2. その際の事業計画は、毎月の固定費をベースに考える。

3. 自分のために、リアルなシミュレーションを2−3パターンやっておく。

 
先は誰も分からない。
だから、今はやれることを全部やっておく。

私たちマイクロ企業の経営者は、そう行動する必要があるのではないでしょうか?
 

(補足)借り入れ以外の資金調達


 

借入れ以外の資金調達をまとめておきます。
 

    ・都や県の感染拡大給付金
    東京都の場合、1店舗50万円です。
    ネイルやまつげ、飲食店は該当するようです。
    東京の申込みは始まっています。

    ・持続化給付金
    売上が前年同月比50%以上減少の場合の支給です。
    4月は、その可能性が大きいのではないでしょうか?
    法人200万円、個人100万円の予定。
    26日17時現在、まだ最終確定していません。
    経済産業省のサイトをこまめにチェックしていきます。

    ・雇用調整助成金
    申請手続きが難しいですが、休業補償をした場合に助成されます。

    ・家賃交渉
    応じてくれるところも増えているようです。
    政府も後押しする制度の検討を始めています。

 
やれることは全部やっていきましょう!
今後もあなたに役立つ情報をご提供していきます!

 
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