「これ何ですか?」
「これどうしたらいいですか?」
僕はこういう質問が大嫌いです。
するのも、されるのも。
対外部の話ではありませんよ。
対内部の話です。
「こういう問題が出てしまいました。どうしたらいいですか?」
僕は、サラリーマン時代からこういう質問を絶対しないように心がけていました。
上司はとにかく忙しい。
いろんな担当のいろんな相談をうけたり、お客さんとつきあったり、社内の会議にもたくさん出てる。
できるだけ手間をかけさせないようにしよう。
そう、考えていました。
僕が働いていた商社は、当時、東証一部上場のそこそこ大きい会社。
担当も夜10時、11時なんて当たり前だったし、休日出勤も普通にしていたし、上司もほとんど同じ状況でした。
とにかく忙しい。そんな中、上司の仕事は、決断すること。
だから、上司が決断しやすいようにするのが自分の仕事。
そう、思っていました。
では、どうすればいいか?
こういう質問↓はどうでしょう?
「こういう問題があり、その解決策としてAという選択肢と、Bという選択肢があります。いかが致しましょうか?」
僕はこれは60点だと思います。
では、こういう質問↓はどうですか?
「こういう問題があり、その解決策としてAという選択肢と、Bという選択肢がありますが、Aにはこういうメリットとこういうデメリットがあります。
一方、Bはこうです。○○という理由で、私はAがよいかと思いますが、いかがでしょうか?」
もしあなたがこういう質問のされ方をしたら、ラクではないですか?
そして、「こいつ、できるな!」と思うはずです。
社長はとにかく忙しい。それを理解してもらって、社長のためにスタッフが尽くせる組織ができあがれば、、、
自ずと答えは見えてくるはずです。