こんなことありませんか?
・さっき思わず言ってしまった一言でお客様が気にされていないか心配で、その後の会話が、うわのそらになってしまう
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・今朝のスタッフの「言い方」が気になって、そのあとの仕事に集中できない
そんなあなたにオススメなのが、パーキングという考え方です。
これは、本とかで読んだ知識ではなく、今から4~5年前、たまたまネットを見ていて読んだ記事に書いてあったものです。
その記事の題名が、
「なぜ一流選手はミスを引きずらないのか」
でした。
なかなか興味をそそる題名ですよね?
僕も思わず読んでしまいました。
そしてその記事の主人公は、細貝萌。
サッカー日本代表の選手、イケメンです。
元浦和レッズの選手で、その後、ドイツに渡り、活躍。
この記事によれば、選手には2タイプいる。
一つは、感覚で動けるタイプ、もう一つは、考えて動くタイプ。
試合中、何か失敗したとき、感覚で動けるタイプは、
あまり引きずらないそうです。
ところが、考えるタイプは、失敗について結論を出そうと考え込んでしまう。
細貝選手は、この後者のタイプだそうです。
そのため、ドイツに行ったばかりの頃は、序盤のミスを試合が終わるまで引きずってしまい、なかなか実力を出せずにいたそうです。
そんなとき、細貝選手は、あるメンタルトレーナーに出会い、パーキングというメンタル技術を学んだ。
パーキングとは、文字通り、「駐車」。
つまり、試合が終わるまで置いておく、とりあえずミスは置いておき、目の前のことに集中するという考え方です。
細貝選手は、この考え方を身につけてドイツでの大活躍につなげました。
僕たちマイクロ事業の経営者が、経営を考えるとき、特に経営戦略上重要な決断をするときは、十分な時間をとり、集中してじっくり考えなければなりません。
その決断が事業の行く末を決めてしまうかもしれませんから、当然のことです。
一方で、日々の業務はどんどん進んでいきます。
ミスを引きずって目の前のことに集中できず、さらにミスを重ねては、まさに本末転倒ですね。
だから、このパーキングという考え方は使えると思うのです。
とはいえ、ミスを放置してはいけませんよね?
成長のための重要な機会を捨ててしまうことになってしまいます。
なぜなら、人間は失敗からしか学べないからです。
だから、僕たちは、比較的小さなミスを犯したとき、「パーキング」を思い出して、目の前のことを集中する。
そして、ミスを考えるための別の時間を予め作っておき、どうすればそういうミスは起こらないか、今後どうしたらいいか、あるいは、どうしようもないミスだったのか、結論づける。
そういう必要がありますよね??
僕は、考えるのが好きなタイプ。
それがマイナスに働いて、考え込んで身動きとれなくなってしまうことがあるので、そういう時は、この「パーキング」を思い出すようにしています。
もしあなたもそうなら、ぜひ参考にしてくださいね。