さて、今日は、まじめな話。
経営者のあり方についてです。
私は仕事がら、美容室オーナーをはじめ、たくさんの経営者の方々にお会いする機会があります。
同業の税理士の経営者の集まりにも参加していますし、それ以外にも、経営者の勉強会にも参加しており、様々な業種の、中には上場企業の経営者の方々ともお話しさせていただく機会もあります。
それらの集まりでは、どうしても表面的な話やノウハウ的な話になりがちで、なかなか突っ込んだ話はできません。
しかし、中には、本音で話せる機会もあり、例えば、当社の経営会議サポートプログラム・コンパス経営での真剣な議論や稲盛和夫さんの主催する盛和塾での先輩経営者の方々との、腹を割った話ではとても学び深いものがあります。
そんな中、気がついたことがあります。
それは、経営者の資質。
社員がついてきている、素晴らしい会社の社長の資質として共通するものが2つあります。
それは、、、。
まず1つ目。
社長が謙虚であること。
謙虚であるから、人のアドバイスを素直に聞くことができます。
聞くことができるので、成長することができます。
また、社長が謙虚な会社は、社員も謙虚です。
社員お互いが謙虚に反省できるので、足りないことを自覚して、会社がどんどん成長していけるのです。
そして、社長が謙虚な会社は、社員が社長に変に遠慮することなく、伸び伸びと育つので、自主的、自律的な社員が育ちます。
社長が傲岸不遜なのに、社員が謙虚な会社などあり得ません。
社員は、社長をよく見ていますから、もし、社員に謙虚になってほしければ、まず社長が率先して謙虚な姿勢を見せる必要があるのです。
もう一つの素養とは、社長が「社員一人ひとりとしっかりと向き合っている」ということです。
社長が社員を大好きで、よく見ており、一人一人の特性を見極めた上で、
「この子ならこういう言い方をした方が伝わりやすいんじゃないか?」
とか
「この社員には、敢えてきつめに言ったほうが本人のためになるのではないか?」
など、一人ひとりに合わせて対応しています。
中国の古いことわざで、
「士は己を知る者のために死す」
という言葉があります。
誰だって自分のことを嫌いな人よりも好きな人のために、関心を持ってくれない人より関心を持ってくれている人のために頑張りたいと思うものです。
だから、社長が、社員一人ひとりを見つめ、向き合い、大切にしている会社は、社員も仲間や組織想いの素晴らしい会社となるのです。
当然、それ以前の問題として、事業としてきっちり売上、利益をあげられる体勢になっている必要があることは言うまでもありません。
しかし、会社が成長していくためには、それだけでは足りません。
もし本気で会社をよくしていこうと思うなら、私たち経営者は、社長の心得として、
「謙虚であること。」
「社員を想い、しっかりと向き合うこと。」
この2つを強く意識し、実践していく必要があるのではないでしょうか?
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