美容業の融資・借入れならお任せ!
ベネフィットグループ代表でベネフィット税理士法人・代表税理士の田崎です。
お伝えしていますとおり、6-7月は、過去メルマガ特集として、過去書いたメルマガの中から、特に内容の濃いものを厳選してお送りしています。
ぜひお楽しみください。
From 田崎裕史
今から10年前のちょうど今頃、僕は、創業準備に追われていました。
それまで、僕は、銀座の税理士事務所に勤めていましたが、そこを退職し、10月1日の開業を目指していました。
見込まれるお客様は、たったの、、、2件。
月の売上は、8万円。
家の家賃さえ払えません(涙)。
よくこんな状態で独立したものです。
今、考えると恐ろしいことですが、周りのみんなから、
「お前なら、大丈夫だよ。成功するよ。」と言われ、
「何とかなるだろう」と、根拠のない自信を持っていました。
僕は、税務や会計の知識には自信がありました。
まあ、独立したと手紙でも書けば、何人かお客になってくれるだろう
と、勝手に思い込んでいましたね。
「集客の手段を持たない税理士」なんて、「陸に打ち上げられた魚」みたいなもん(笑)。
絶滅必至です(笑)。
そんな感じで、当時の僕は、「税務会計」の知識はあっても、「起業」「経営」「集客」などに関しては、完全なドシロウト。
自分なりに事業計画書を作ったりしていましたが、もう完全な「妄想」の世界(笑)。
今、考えると、本当に無謀極まりない開業でした。
ただ、そんな僕でもキャッシュの重要性は感じていました。
当時、持っていたお金は、200万円弱。
税理士試験の勉強に専念していた時期もあって、貯金はあまりありませんでした。
僕はまず父に頼んで300万円を借り、さらに銀行から借りようと考えました。
ちょうど8月、9月は、開業前に借り入れを受けようと、奔走していた時期なのです。
実績のない起業家は、なかなかお金を借りられません。
そんな中、創業時に「使える」借り入れは、「公庫」と「制度融資」。
美容室だと、「公庫」がオススメですが、僕は、「制度融資」を利用しようと考えました。
「制度融資」とは、地元の県や市などの自治体が、支援してくれる制度。
「制度融資」を利用することで、金利が安くなったり、借りやすくなったりするのです。
だいたいは、地元の商工会議所などが窓口になっています。
僕が創業した埼玉県の場合は、「創業ベンチャー支援センター」が窓口でしたので、僕は、毎週のようにそこに通っていました。
そして、毎回毎回、事業計画書をダメ出しされ続けました。
5、6回は、通ったと思います。
そして、9月中旬のある日、僕は、ようやく「創業ベンチャー支援センター」の承認印をもらい、地元の信用金庫に向かったのでした。
そして、無事、300万円、開業前に借りることができました。
300万円が振り込まれた通帳を見た時、勇気がわいてきたのを覚えています。
実際のところ、起業した人全員が成功するわけではありません。
それでは、どういう人が成功するのでしょうか?
少なくとも「食える」状態に持って行くために、必要なものは2つあると思います。
1つは、「熱い想い」。
もう1つは「現金」です。
「熱い想い」があって、必死に動き回れば、周りも助けてくれるようになるし、最初はダメでも、いずれ成果が出て何とかなるものです。
そして、成果が出はじめるまでの間の「現金」。
仮に、最初の数ヶ月、赤字続きだとしても、「現金」さえあれば、事業は続けることができるからです。
だから、現金を増やす「借り入れ」は、とても重要。
特に、設備資金が必要な美容室の場合、借り入れできなければ、通常は、事業が始められません。
つまり、「借り入れ」は、最初の大きな関門なのです。
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