気分転換 〜コロナ疲れのあなたに

From 田崎裕史
自宅の小部屋より

「コロナ」という非日常の毎日で、だいぶ心身が疲れているかと思います。

そこで、今日は気分転換。
全然違う話をしたいと思います。

私が好きなCMの話です。

それは、トヨタイムズ。

そもそも、味のある香川照之が好きなのですが、今年の正月あたりから、豊田章男社長が出ていました。

運転しながら、豊田社長が、香川照之の質問に答えるというもの。

話の端々に溢れる、社員や車への愛情。

香川照之に「好きなクルマは?」と聞かれ、「うるさくて、ガソリン臭くて、そんなクルマが大好き!」と答える。

「トヨタのトップダウンは、トップが下に降りていくこと。」

現場を知っているからこそ言える言葉です。

ウィキペディアを見ると、実際、履歴書を出して入社。
平社員からスタート。

また、アメリカから帰国した後の2002年、社員の開発ドライバーの成瀬弘から、「運転のことも分からない人に、クルマのことをああだこうだと言われたくない。」
「このトヨタには、俺らみたいに命をかけてクルマをつくっている人間がいる。そのことを忘れないでほしい」と言われて、車作りへの意識を改め、成瀬弘に弟子入り。
テストドライバーにまでなったとのこと。

アツいですよね?

そして、CMの中で最も印象に残っている言葉が、「未来のことは私には分からない。それを決めるのは、未来を生きていく人達。そのチョイスを与えたい。」

カッコイイ!!

さすが、トヨタグループ36万人の総帥。
ただのボンボンじゃない、
世界に名だたるトヨタの社長はさすがに違う!
と、感動したのでした。

さて、最近、そんなトヨタイムズのCMを見ないなあと思いつつ、トヨタイムズのサイトを見ると、豊田社長が香川照之にインタビューされている動画がアップされていました。

4月15日の動画です。
その動画からのコメント、一部抜粋。

「今はクリンチの状態。今は耐えながら、次の一手を考える。」
「今、必要なのは、どんな仕事であれやるんだという覚悟。」
「こういう時、社員をコストと捉えて、解雇する企業もある。トヨタは、絶対そういう会社になりたくない。人材は、「コスト」ではなく、知恵を生み出す「カイゼンの源」なんです。」
「コロナも必ずいつか終わる。以前は1時間に10個作れていたなら、終わった後に、12個作れるように「カイゼン」していこうよ。」

示唆に富んだ言葉の数々。

今はとにかく目の前のことに全力を尽くす。

そして、必ず収束が来ることを信じ、次の一手を考える。

人間社会は、あまたの試練を乗り越えて、ここまで進化してきました。

超えられない試練はありません。
止まない雨はありません!
陽はまた必ず昇ります!

だから、私たち、マイクロ企業の経営者は、未来を信じて、今はとにかく、目の前のこと、一つ一つに全力を尽くす。

社員と苦労を分かち合い、社員とともに力を蓄え、未来への糧としていく。

そして、平常に戻った時には、会社も社員たちも、一回り大きくなっていられるようにする。

そう念じ、覚悟と矜持で実践していく、そういう必要があるのではないでしょうか?

PS 苦しい時こそ、あなたとともに、、、
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厳しい状況ではありますが、前を向いてともに歩んでいきましょう。