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“七つの習慣”という本の中に、時間の使い方について書かれている章があります。
その中で、緊急度を横軸、重要度を縦軸にして、時間の使い方を四つの領域に分けるという考え方があります。

第一領域：緊急かつ重要
第二領域：緊急ではないが重要
第三領域：緊急だが重要ではない
第四領域：緊急でない、重要でない

“七つの習慣”では、この四つの領域の中で、特に大事なのが、第二領域“緊急ではないが重要”なことに取り組む時間と書かれています。
例えば、豊かな人間関係の構築や、準備や計画やマニュアル化、勉強や自己啓発などが、ここにあたります。

自分自身の時間の使い方を振り返ってみると、第一、第三、第四領域が多く、第二領域は、ほとんどない状態です。
例えば、休日なども、ふとするとスマホをいじって数時間経過してしまっているということもあり、第四領域が大きくなっていることも多いです。
第二領域は、敢えて予め時間枠をしっかり押さえ、敢えてやろうと思わないと、どんどん小さくなり、後回しになりがちです。

今後は、第二領域をしっかり確保するために、日々発生する業務の作業時間を短縮化して時間を生み出したり、必ず発生する移動時間や通勤時間の使い方を工夫するなどして、未来へ投資する時間を意識的に増やしていこうと思います。

百目鬼