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いつの間にか日が短くなり、朝晩に寒さを感じるようになりました。
今年の夏、私が刺激を受けた出来事を紹介します。

私は今年の夏、社会人になって初めて夏休みを頂くことが出来ました。
連休に舞い上がって友人と旅行の計画を立てていたものの、
友人が急遽行けなくなってしまい、結果、私は単身でシンガポールへ旅行に行きました。

シンガポールは多民族・多文化国家で言語は4種類、
文化は6種類以上から形成されるモザイク社会国家です。
そのため東京23区ほどしかない国土でも、
チャイナタウン、アラブ街など様々な文化を味わうことが出来ました。
特に私の中に残っているのは、アラブ街で祈りを捧げているムスリム（教徒）の姿です。
自身の全てを神に捧げる姿は、そこまで信仰出来るものがあって純粋に美しいと思った半面、
井の中の蛙大海を知らずという言葉を私は連想しました。

私は誰かと行く旅行も好きですが、単身海外旅行が好きです。
なぜなら異文化の地で自分と見つめあうことで
自分の世界の狭さを知り、より多面的な視点を得ることが出来るからです。
私にとっての単身海外旅行とは、自分が無知であるという事実を明確に認知する場なのです。

自分が無知であることを知り、初心の心を忘れず、いつまでも学び続ける姿勢は、
仕事のみならず人として大事にするべきだと私は思います。

高橋