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新年あけて早くも1か月が経ちました。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、
例年に比べると新年の華やかさが欠けるように感じます。

そんな状況でも一つ感動した出来事がありました。
全国大学ラグビーフットボール選手権大会で、
関西の天理大学がコロナの逆境にも負けずに初の優勝を成し遂げたのです。

しかし、栄光に輝いた彼らの優勝への道のりは厳しいものでした。
2020年夏に新型コロナウイルスのクラスターが寮内で発生し、
練習は中断せざるを得ず、ネットに限らずリアルでも誹謗中傷にさらされました。

このような経緯があったにもかかわらず、関西リーグ及び全国選手権大会で
無冠の強豪は無類の強さを発揮しました。

そして、準決勝では優勝候補筆頭の明治大学に、決勝では昨年優勝の早稲田大学に快勝して、
念願の日本一を手に入れたのです。

試合後、キャプテンの松岡選手はクラスター発生後の苦労や周囲への感謝、
先人たちへのリスペクトを涙ながらに語りましたが、中継で観ていた私も
もらい泣きをしてしまいました。

目標に向かい、規律を守りながら、仲間のためにひたむきに努力する彼らからは
厳しい時代を乗り越える勇気と希望をもらいました。

弊社も皆一丸となり、新型コロナウイルスに打ち勝ちます。

相原