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この一年、世の中が様々に不安定で、考えて込んでしまうと、
どんどん気持ちが落ちて行ってしまいがちです。

変化のない、閉じこもって過ごす毎日は、思ったより心身に影響を及ぼして、
睡眠の質が落ちてしまったり、少しのアクシデントに動揺したりしてしまいます。

身体を健康に保つ事とともに、ココロを平常に保つ事も大事だなと痛感しています。

こんな時は、自分がどんなことに幸せを感じるのかを少し意識して観察してみます。
するとそれは、案外ささやかなことだったりします。

・仕事で入力をしていて、預金残高やクレジット明細などの数字が一度で合った時。
・娘にプレゼントしてもらったセーターを着たら、いつもより若く見えた時。
・息子から生存確認の電話が来た時。
・家で練習していった歌が、みんなで歌ったらきれいに一度でハモった時。
・天日干しした布団がふっかふかに膨らんで、お日様のぬくもりを感じながら眠りにつく時。
・夕焼けを見やったら、そこに富士山の黒いシルエットを発見した時。
・帰途についたら、大きな満月のお月様がどんなに移動してもそこに輝いていて、見守られているなと感じた時。
・孫が抱っこしてくれと、私の方へ手を伸ばしてきた時。
・マニュアル対応しかしないと思っていたコンビニの店員さんに「行ってらっしゃい。」と言われた時。

他人からしたら「そんなこと？」って感じでしょうが、
私はこんなことがある度にココロがホッカホカになるのです。

こんな小さな事でも意識してしっかり感じて、幸せ貯蓄をしていけば、
心に免疫力がついて、心身ともに健やかに、日々の生活や仕事に取り組んでいけそうな気がします。

今井