2022/07/19
社員ブログ
~コンディショニング~ 素敵な時間
先月、クライミング元オリンピック選手、銅メダリストの野口啓代さんの
『スポーツクライミングのコンディショニング』
の書籍のクライミングイベントに娘が当選し参加することができました。
当日は野口啓代さん以外に共にクライミングのコンディショニングに携わった
コンディショニングトレーナーと楢崎明智選手も来られました。
数多くの成績を残され、日本のクライミングを長く牽引してきたレジェンドの
野口さんが目の前でお話され、一緒にコンディショニングをさせていただきました。
娘はクライミング指導も短い時間でしたが直接指導を受けることができ、
とても素敵な時間を過ごすことができました。
試合では力強く登られている姿に実際のスタイルを見て驚きました。
とてもしなやかな筋肉美!姿勢が綺麗で、益々あこがれになりました。
近年、オリンピック競技ともなりクライミング人口が増えてきたようです。
クライミングをしている側としては、嬉しい反面、無理をして登り続けてしまい
故障する方も増えているようで心配です。
自分自身もつい痛みがあっても登り続けてしまい、痛みに苦しむ事もありました。
今回の書籍はアスリートのためのコンディショニングですが、
一つ一つ丁寧に野口さんのコンディショニングの写真と共に、
説明されているので、私でもわかりやすく取り入れやすいです。
クライミングという競技は壁を登るということはもちろん、
その壁は自分の側に傾いているという、どのスポーツにもない重力に反するなかで行われる競技で、
そんな状況下で身体を自由自在に使い登っていく競技です。
なので、身体が歪んでいると登れない課題がでてきてしまいます。重力に逆らいながらも、
身体をコントロールするために歪みがそのコントロ-ルを邪魔します。
その歪みは関節を支える筋肉のアンバランスだそうです。
筋肉が正しく使えると姿勢が安定し関節に無理がかかりません。
この書籍では、まず自身の身体のモニタリングをすることによって筋バランスを知ります。
自分の身体の歪みがわかったところで、歪みの関節の動きの制限を解除させていきます。
これがトレーニングの第一歩のようです。トレーニングは順序を間違えると効果的ではなくなるようです。
なので、まずは関節別の細かなコンディショニングから始めます。
私もこのコンディショニングの書籍を学び、少しずつですが取り入れている最中です。
クライミングだけではなく、仕事、家事、睡眠など日々の生活でも
身体のコンディショニングによって変化するのではと感じました。
加齢によっておこる様々な不調や、夏の暑さからの不調など、
自身の身体のモニタリングとコンディショニングで自身の身体の
パフォーマンスのトレーニングをしていきたいと思います。
松岡